知らない人はこの日本にいないくらい有名な宮崎駿氏。氏の作品は私もこどもの頃から身近な存在であったと同時に大きな影響を受けました。今回はその宮崎駿氏をリスペクトした作品集です。あまり知られていないマニアックな作品もありますので併せて楽しんでいただけたら幸いです。
風の谷のナウシカ
スタジオジブリとして記念すべき第1回目の映画作品です。この作品を知らない人はまずいないと言われるくらい超有名な作品ですよね。個人的には当時原作が月刊アニメージュに連載されていたのをよく覚えています。
どちらかと言えば原作から入ったこの作品。映画自体は消化不良（原作ではまだ完結していなかった！）の感は否めなかったのが正直な感想です。しかし､､､原作のナウシカ。結構描写がグロイ。それが逆にリアリズムに溢れてて好きな所なんですが（笑）
声優の島本須美さん。カリオストロの城のクラリスに続いてのヒロイン役と、初期の宮崎作品を代表する声優さんでしたね。今聞いても本当「安定」です！
天空の城ラピュタ ヤングドーラ＆ハラモトロ
こちらも誰もが知る名作「ラピュタ」。影の主役としてその大きな存在感を遺憾なく発揮したのが、空賊の首領ドーラ。映画では一癖も二癖もある婆さん役でしたが、実は推定年齢50歳！！。サザエさんが推定年齢24歳並に驚きです笑。
そのドーラ。若い時美人であったのはファンの間では有名な話ですね。その証拠に劇中でドーラの部屋でじっちゃん事、ハラモトロとチェスを講じるシーンがありましたが、壁に掲げられていた美女がドーラ自身の様みたいです。これまるで強気のナウシカやんか！と1人ツッコミしたものです笑。
ドーラが美人なら、じっちゃんも男前に設定せねば。と描いたのがこのハラモトロ。互いの遠慮の無い関係を見ると以外とその昔、恋仲だったかもしれませんね。
パンダコパンダ
1980年台後半、この作品の存在に既に気がついていましたが、当時はレンタルビデオもなく個人的には幻の作品でした。だからこそ最初観た時の感激はひとしおでしたね。
宮﨑駿氏と大塚康夫氏がタッグを組んだ作品ですが、両氏はこの作品以外にも「未来少年コナン」「ルパン三世カリオストロの城」という名作を産み出しました。この2人の珠玉の様なアクション、コメディ、かわいらしさ全てがこのパンダコパンダにもしっかり引き継がれていますよ。観てない人は是非見てもらいたい作品ですね～。私のこどもも超お気に入りにの大好きな作品でした。
ルパン三世カリオストロの城
この作品について多くは語る必要はないくらい「超」有名な作品ですよね！。基本不感症なのか（笑）あまり感動しない自信が昔からあるのですが、この作品には本当に興奮と感動を覚えました（その前に感動したのが映画銀河鉄道999）。
当時小学校の先生もこの作品の大ファンで、わざわざ先生の自宅でこの作品のビデオの鑑賞会をしたくらいです（笑）確かに当時のオトナが見ても十分に鑑賞に堪えれるだけの濃度とクオリティを兼ね備えてましたから。時代を超えて愛される本当にそんな作品でしたね。
原画は軍用ジープをこよなく愛する大塚康夫氏が、ジープをモデルに描いてましたが、当時自分がドイツかぶれ（笑）だった事を思い出し、クルマをキューベルワーゲンに変更しています。
ハンスの帰還
これまた初めて知る人も居るのではないかと思う「ハンスの帰還」。1980年代後半月刊モデルグラフィックで不定期で連載されていた、ある意味超マニアックな作品です。人間を豚に擬人化した映画「紅の豚」の原点がここにあります。
正確には戦争モノですが、宮崎駿氏が兵器オタクというのは有名なハナシ。そういう観点からも非常に興味深い作品です。この作品1998年発刊「宮﨑駿の妄想ノート」に収録されていますので興味のある方は是非手に取って読んでみてください！
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