ランクルってめちゃ燃費悪いんでしょう?
今回は、そのランクル300のリアルな燃費を解説するよ。
初回燃費 ほぼ7km/L
納車日にガソリン満タン状態にしてから約1週間。実質約400km走行、トリップメーターが残り1/4を切ったのでガソリン給油してきました。56.5リットルのハイオクガソリンを飲み込んだ結果
初回実燃費 395(㎞)÷56.5(リットル)=6.99㎞
郊外路5割、高速2割、市街地3割(ほぼエアコン使用)の割合でしたが、慣らしの状態およびカタログ燃費と比較して思ったより「悪くない」というのが正直な感想です。
WLTCモード | 7.9km/l |
市街地モード | 5.3km/l |
郊外モード | 8.2km/l |
高速道路モード | 9.6km/l |
燃料タンク容量 | 80リットル |
圧倒的な足の短さ
ガソリンを満タンにして最初に驚いたのは、トリップメーターに表示されるその圧倒的な走行距離の短さでした。私の場合、満タン時で表示された走行可能距離が僅か402㎞でした。
この場合の予想燃費は 402(km)÷80(L)=5.02km/l
しかし初回給油の実燃費が6.94km/lですから、その差1.97km/lと決して小さくない「差」がうまれています。その差は一体どこから来るのでしょうか。取り扱い説明書には以下の様に記載されていました。
- 運転履歴から学習した燃費と現在の燃料残量から算出した走行可能な距離を算出
- 燃料給油量が残り10Lの場合、表示が更新されないことがある
この事から、あくまで運転履歴からの推測がメインになると言う事であり、実際の走行パターン。学習履歴によって予想燃費が大幅に違ってくる事が予想されます。特に初回燃費に関して、流れの早い幹線道路での走行が多かった事がこの様な結果に表れたのでしょう。
その前に燃費うんぬん語るならランクル乗るな。と言われてしまいそうですが。
以外と好燃費という事実
自動車の電動化が急速に進む世の中に於いて、このランクル300の様にリッター5~7kmしか走らない自動車は、正に対極の存在と言えそうです。しかし冷静に考えればフルサイズ4WD、3500CCツインターボエンジン、車両総重量3t近い車がこの燃費で走れるのも驚きです。
約30年前の2,000CCクラスの乗用車の燃費とそれ程変わらないのですから。実際、私は当時アウディA4(B5)1・8に乗っていましたが、排気量1,800CC、車両重量1.5t以下にも関わらず、リッター6~8kmでした。
そう考えると、リッターあたり何㎞という数字だけでは計り知れない技術の進歩を感じずにはいられません。
果たして今後も燃費が伸びていくのか、それともこれがMAXの状態なのか。引き続きランクル300の燃費について伝えていきたいと思います。
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