衝撃!原付消滅
さようならって原付無くなるの!?
残念ながら、どうやら国は本気でこの方向性みたいだよ。
衝撃的なニュースです。原動機付自転車が2025年をもって生産中止!
ネット等でこの様な、不穏な情報が流れていましたが、改めて愛機クロスカブくまモンが初回点検に迎えたので、お店でも聞いてみたのですが、どうやらこの話。真実の様です。
ただ、メーカーからは何も公式な発表はありませんが、他のバイク屋さんでも同じような話でしたので、この方向性になるのには、ほぼ間違いない話でしょう。
ニホンのモノづくりの危機
理由を一言で言うとそれは 排ガス規制
ユーロ5規制と呼ばれる厳しい排ガス規制が2025年に施工されるにあたり、現行の原付ではその基準をクリアするのに莫大なコストがかかるとの事。そもそもこのユーロ規制、1999年ユーロ1として開始。現在施行されているユーロ4規制まで、2ストエンジンをはじめ高性能車を根こそぎ壊滅させてしまった、バイク愛好家にとって正に悪夢と言える規制です。
その昔、ホンダ創業者である本田宗一郎。そしてエンジンチューナー「ヨシムラ」として世界的な有名なPOPこと吉村秀雄氏が2ストロークエンジンに対し約半世紀以上前から否定的だった事を考えると。その予言が奇しくも現実となってしまった感はあります。
要は、オートバイに限らず自動車も含め、内燃機関から電動化へという流れをつくるという事なのでしょうが、一方で環境の為と言うより、電動化「ビジネス」を主導する為の欧州メーカーの思惑が、垣間見えるのは私だけでしょうか。
流石に本田宗一郎氏も吉村秀雄氏も、2ストは絶滅したとはいえ、2人が愛した4ストロークエンジンまで絶滅の危機に晒されるとは、夢にも思わなかった事でしょう。
自動車にしろ、オートバイにしろ日本のモノづくりの危機が訪れようとしています。
電動化は果たして正義なのか
じゃ2025年以降はどうなるのか、それは電動バイクへの移行。
しかし、それで解決するのでしょうか?私は全くそう思いません。以下電動化によるデメリットを簡単に羅列してみました。
- バッテリー搭載によりコストと重量が増加 ×
- バッテリーの場合、走行距離の制限がある ×
- 充電ステーション等インフラ整備が出来ていない ×
- マフラー等、カスタムが制限される ×
- 膨大な使用済みバッテリーの廃棄処分が確立されていない ×
- そして「味」が無い無味無臭 ×
本当こう並べるとメリットを探す方が大変です。むっ?環境に優しいからイイじゃないかって?確かにその意見も大事です。しかし「環境」の為に、今より確実にコストが跳ね上がる乗り物が欲しいといった需要はあるのでしょうか甚だ疑問です。
タイムリミットそれは2年
そうは言っても、過去の歴史を見れば分かるよう時代の潮流に逆らえないのも事実。原付は事実上消滅し、現行の小型二種いわゆる125ccクラスが原付の代わりとなると言われています。しかし例の「排ガス規制」の為、排気量は増大するも最高出力は大幅に抑えられしかも価格は上昇と言う二律背反の状態に陥ってしまいます。
法改正が行われる2025年に向け、粛々と法整備が論議されている現在(いま)。現行の50ccや125ccのバイクに乗れるのは
「あと2年」です!
買うかどうか悩んでるなら、今しかないと思うのですが如何でしょう。
未だ納期が未定。
実際、クロスカブ50、110。ハンターカブ125。ダックス125、モンキー−125は、納期が早くて3ヶ月。しかもほとんどが未だ納期未定の状況に陥っています。
現在でもその様な状況ですから、本格的に2025年問題が表面化すると、駆け込み需要で逼迫するのが目に見えています。その状況を打破するには、やはり今のうちに「注文しておく」しかありません。
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